【認知症】食べてはいけないものを誤飲してしまう場合の対応方法!

はじめに

geralt / Pixabay

認知症が進んでくると、食べられるものと食べられないものの認識が難しくなります。食べられないものを食べてしまう行為を異食と言いますが、これは脳障害が進行すると起こってくることがある症状です。生命に関わるようなものを食べてしまうこともありますので、異食は危険な行為です。

何か寂しさを紛らわすために、常に何か口に入れているという気持ちが働いてこのような行為をしてしまうこともあります。常にこのような行為を防ぐような方法を意識して置かなければいけません。

食べてはいけないものを食べてしまう場合の対象方法

食べてはいけないものを口にしてしまう異食への基本的な対応は、一度でもその行為があった品物はすべて隠してしまうことです。
また同じものを目にしてしまうと口に入れてしまうリスクが高いからです。他にも、口に入れたら危険だというものは目につかないところに隠すと徹底してください。

ご家庭で目につくところによくあるもので危険なものは、ティッシュペーパー、タバコ、洗剤、消しゴム、化粧品、石鹸、防虫剤などがあげられます。こちらが予測しないようなものまで口にしてしまうこともあります。

他にも、醤油や油、塩、砂糖など、食べられるものでも大量摂取すると体に悪い物もあります。
観葉植物や花も要注意です。

ヨーグルトと間違えてクリーム、飴と思ってビー玉を食べてしまったり…というような間違いも多々あるようです。応急処置としては、パラゾールのような防虫剤は水を飲ませる、石鹸は少量ならば牛乳や卵白を飲ます、タバコは即受診というように対応してください。

どんなものでも大量摂取をしてしまったのならば即受診してください。中毒110番という財団法人日本中毒情報センターが提供するサービスもありますので、誤飲をしてしまった場合の対処方法として利用してみてください。

このような異食の根本的原因のひとつに、認知症による食欲亢進が挙げられます。

この場合は、食を連想させるような食器などは隠したり、食事をするダイニングテーブルからは離れたりするほうが良いです。

隠すことを徹底しすぎて逆に食に意識をむけてしまうこともあります。時には冷蔵庫の中のものを全て食べつくされたという経験をされたご家族もいらっしゃいます。完全にシャットアウトしすぎると余計に食への執着をさせてしまうこともあるので、このような時には目につくところにちょっとしたおやつなどを置いておくと効果的です。

探さなくとも目につくところにあればそれから手を出してくれるので、異食をするリスクは減らすことが出来ます。

それ以外にも、認知症の中には前頭側頭型認知症と呼ばれるタイプがあります。この場合、異常なほどの早食いが問題になる事が多いです。早食いは窒息や誤嚥の可能性が高まるため、できるだけゆっくり食べるようにしていく必要があります。

そのためには、使うスプーンを小さいものにし、一口サイズを小さくしていくという方法があります。
食事のスピードに応じてサイズを調整してみてください。

おわりに

食べてはいけないものを食べてしまう異食は度々問題になることが多いです。

異食により救急へ運ばれる方も少なくありません。

命に関わる問題になることもあるため、少しでもそのリスクを減らすために、環境調整を徹底していきましょう。

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