リハビリテーション用語

痛みの分類

感受系による痛みの分類刺痛皮膚を針で刺したり電気刺激などで起こる鋭い限局性の痛みをいいます。持続的に刺激した場合、組織損傷を伴わなければ1分以内(闘値付近の刺激であれば5~6秒)で消失します。摘み痛皮膚を強く摘んだり、骨に対し強く圧迫したと...
摂食・嚥下の評価

トロミの段階(日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2013)

段位1:薄いとろみ(Mildlythick)性状の説明(飲んだとき)「drink」するという表現が適切なとろみの程度口に入れると口腔内に広がる液体の種類・味や温度によっては、とろみがついていることがあまり気にならない場合もある飲み込む際に大...
摂食・嚥下の評価

改訂水飲みテスト(MWST)

改訂水飲みテスト(MWST)とは改訂水飲みテスト(MWST)は3mLの冷水を嚥下させて、嚥下運動およびそのプロフィールにより、咽頭期障害を評価する方法です。口腔内に冷水を入れる際に、咽頭に直接流れ込むのを防ぐため、舌背には注がずにかならず口...
整形外科の評価

頚関節に対する代表的な検査法

スパーリングテスト(Spurling’sTest)神経根が障害されていないかどうかを見るテストです。検査は、座位にて行います。被験者は天井を見上げるように頭を後ろに倒した状態で、そのまま右や左に傾け、検査実施者が上から押さえつけるようにしま...
反射検査

代表的な神経反射

深部反射上腕二頭筋反射(中枢C5-6)肘を軽度屈曲位、前腕を回内外中間位にて、二頭筋腱部を母指で圧迫し叩打する。上腕三頭筋反射(中枢C6-8)肘を軽度屈曲位にし、肘頭上部の上腕三頭筋腱を直接叩打する。膝蓋腱反射(中枢L2‐4)膝関節を軽度屈...
褥瘡の評価

OHスケール(大浦・堀田スケール)

OHスケールとはOHスケールは1998年から3年間にわたる厚生労働省長寿科学総合研究班(班長大浦武彦)による調査を基に作成されたスケールです。現場ではオーエイチスケールと呼ばれています。OHスケールは日本人の高齢者がもつ危険要因である「自力...
褥瘡の評価

ブレーデンスケール

ブレーデンスケールとはブレーデンスケールとは、米国のブレーデン博士らが開発したスケールで、褥瘡発生の危険性を評価するために用いられます。看護師の視点から観察・評価することができます。「知覚の認知」「湿潤」「活動性」「可動性」「栄養状態」「摩...
褥瘡の評価

褥瘡の重症度分類・経過評価 DESIGN-R®

DESIGN®とはDESIGN®とは、2002年に日本褥瘡学会が開発した褥瘡状態判定スケールで、Depth(深さ)、Exudate(滲出液)、Size(大きさ)、Inflammation/Infection(炎症/感染)、Granulati...