子供と同じで、シャンプーは目に入ったり顔に水や泡がかかったりするため極端に嫌がる事があります。
顔に水がかかるというのは得意ではない人が多いのですが、認知症の場合、それを過度に嫌がり、我慢が出来ず、シャンプーを苦手とします。
結果としてお風呂を嫌がる要素になってしまうと後々大変ですので、対処の仕方が大切になってきます。
シャンプーを嫌がる時の対処方法
シャンプーを嫌がる時には、シャンプーハットが有効なことが多々あります。
顔に水や泡がかからなければ良いという場合には、シャンプーハットでかからないようにしてしまうだけでスムーズにシャンプーをしてくれます。
是非利用してみてください。
もともとおしゃれな人には、美容院のノリでシャンプーに誘うといいでしょう。
顔を上に向けてガーゼなどを目にかけてあげて雰囲気を作ってあげるとスムーズに行くこともあります。
『今度美容院に行ってカットしてもらうためにも髪をきれいにしておこう』と声をかけてあげることでシャンプーを嫌がらずにやってくれたという例もあります。
どうしても嫌がる時には、デイサービスなどにおまかせしてしまうのもひとつの手です。
シャンプーを毎日しなければいけないというように考えると、家族の負担も大きくなるため、デイサービスや入浴サービスなどの時だけと決めてしまうとお互いのストレスの軽減にもなります。
どうしても無理な時には、自宅でのシャンプーは諦めるというのもあるというように寛大に構えておくようにしてください。
おわりに
髪の毛を洗うことは、本人の顔や耳に水や泡がかかるため嫌がられがちです。
シャンプーが本人や家族の負担になりすぎないようにしていかなければなりません。
シャンプーハットの活用、声掛けの仕方などを工夫することで対処できることもありますが、それでも無理なことは多々あります。
どうしても無理ならば、毎日洗わなくてもそこまで不衛生にもならないので、デイサービスや入浴サービスなどのプロの手に任せてしまうというようにして、家族の負担になりすぎないようにしてください。
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