フェイス スケールとは
フェイス スケールは、紙に描かれた顔の表情から疼痛(痛み)の程度を表現する方法です。
6つの表情が書けれた評価用紙を患者に見せるため、現在の痛みが1〜6のどの痛みに近いか視覚的に応えることができます。
そのため、フェイス スケールは、小児、高齢者、認知症の患者など、VAS、NRSの理解が困難な場合に使用することができます。
フェイス スケール(FRS: Wong-Baker faces pain rating scale)
0:全く痛みがないので、とても幸せな顔をしている。
1:少し痛みはあるが、平気な感じの顔をしている。
2:軽く痛みがあり、少し辛い感じの顔をしている。
3:中くらいの痛みがあり、辛い感じの顔をしている。
4:強く痛みがあり、ゆううつな顔をしている。
5:がまんできない強い痛みで、涙が出てくる感じの顔をしている。