バーセルインデックス(Barthel index)

バーセルインデックス(Barthel index;BI)とは

バーセルインデックスは、1955年ごろに理学療法士のバーセル(Barthel)が開発し、1965年に医師マホーニー(Mahoney)によって報告された日常生活動作(ADL)の評価法の一つです。

脳血管障害、神経疾患、整形外科疾患をはじめとするあらゆる疾患に適応でき、国際的にも広く利用されています。 主な評価者は医師、理学療法士、作業療法士、看護師となります。

対象者は、脳血管疾患、神経疾患、整形外科疾患をはじめとする、あらゆる疾患となります。

ADLには段階があり、訓練室などでがんばって行っている「できるADL」、病棟など実生活で行っている「しているADL」、そして将来の目標としての「するADL」があります。

その中でも、バーセルインデックスでは「できるADL」を評価していきます。

評価は、実際に動作を行ってもらい、直接観察することが望ましいです。

その際には、転倒などのリスク管理に注意しながら、安全に評価を実施していきます。

「できる」「できない」だけでなく、動作の安全性や方法、自助具の使用、かかった時間なども観察するようにします。

評価項目は食事(10点)、移乗(15点)、整容(5点)、トイレ動作(10点)、入浴(5点)、移動(15点)、階段昇降(10点)、更衣(10点)、排便コントロール(10点)、排尿コントロール(10点)の、身辺動作を中心とした10項目から構成されています。

それぞれの項目は配点が異なっており、各項目を「自立」「部分介助」「全介助」のいずれかで判定をします。

総得点100点満点で完全自立となります。

バーセルインデックスを使用することで、認知項目を除く、基本的なADL動作の自立度を評価することができます。

また、項目別のため、どの項目の、どの動作が制限因子となっているかをとらえることができ、訓練や指導のポイントを明確にすることができます。

ただし、バーセルインデックスでは2〜3段階の尺度で分けるため、感度が低く、わずかな機能的な変化がとらえにくいという欠点もありますが、現在のADLの状態を知り、継続的に評価していくことで、どの程度ADLが改善したかを客観的に評価することができ、効果判定としても利用できます。

評価表はこちら↓

http://www.chiba.med.or.jp/personnel/nursing/download/text2012_6.pdf

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