痙縮・固縮・筋緊張低下について

痙縮・固縮・筋緊張低下とは

筋緊張とは、骨格筋がもつ不随意な緊張状態をいいます。筋緊張は、姿勢や精神的緊張により変化し、大脳皮質、基底核、網様体、小脳、脊髄、神経・筋系によりコントロールされています。

痙縮・固縮・筋緊張低下はいずれも、筋緊張の異常を表す用語です。痙縮・固縮は、筋緊張が亢進している状態を表す用語です。

痙縮(spasticity)の特徴

  • 急激な他動運動にて、運動のはじめに強い筋の抵抗を生じます。
  • 運動速度が大きいと抵抗が増加します。
  • 錐体路障害により出現し、上肢では屈筋群、下肢では伸筋群に出現しやすいなります。

固縮(rigidity)の特徴

  • 他動運動に対して、運動中に同様の抵抗が感じられる状態になります。
  • 運動速度によつて抵抗は変わりません(鉛管現象)が、屈筋群と伸筋群が交互に抵抗し、歯車を回すような抵抗を示す (歯車現象)ことがあります。
  • 錐体外路障害により出現し、動作が緩慢、無動性を示します。

筋緊張低下の特徴

  • 他動運動に対する筋抵抗が減弱 消失した状態です。
  • 小脳疾患、片麻痺の発症初期、末梢神経障害などでみられます。

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