協調運動障害の用語について

運動失調

  • 感覚フィー ドバ ック系の障害による運動協調性の障害のことをいいます。
  • 運動の方向や程度を随意的にコントロールすることが困難になります。
  • 脊髄性、迷、路性、小脳性、大脳性に分けられます。

協働運動不能

  • 日常生活の基本動作が一定の順序、調和がとれず障害されている状態をいいます。
  • 協働運動障害、協働収縮不能、協働収縮異常ともいわれています。

測定異常

  • 随意運動を目的のところで正確に止めることができない現象をいいます。
  • 測定過小 (目的のところまで達しない)と測定過大(目的のところから行きすぎる)があります。

反復拮抗運動不能

  • 上肢、下肢、舌などを交互に反復させる運動が正確に行 うことができない状態をいいます。
  • 変換運動障害、変換運動反復障害ともいわれています。

時間測定異常

  • 動作を開始、終了しようとする際に時間的に遅れることをいいます。

運動分解

  • 複合的な関節運動が同時に行えず個々の関節運動に分解してしまう現象をいいます。
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