【認知症】異物を食べて喉をつまらせてしまった場合の対応方法

はじめに

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ティッシュペーパーなどを丸めて口に詰め込んでしまうというような話を時折聞くことがあります。いくら注意をしてもなかなかやめようとしてくれず、困っている家族の方も多いようです。

ティッシュペーパーのような紙類、ラップやアルミホイル、土や石、わかめや海苔、パンやこんにゃく、餅などは窒息の危険が高いものです。

噛めない異物や、口の中で咀嚼しきれない食べ物は喉に詰まりやすいものです。

のどが詰まってしまった時の対処方法

そもそもの原因となりやすいようなものは隠しておくということが前提ですが、それでもこちらが驚くようなものを口にして喉をつまらせてしまうことがあります。

万が一喉が詰まった時には、まず最初に救急車を呼んでください。

呼吸が出来ないと生死に関わるので一秒を争う事態ですので、とにもかくにも119番が一番最初です。

それから、指を突っ込んで掻き出してください。

この際噛まれてしまうこともありますので、ガーゼやハンカチなどを指に巻いてください。

割り箸にガーゼを巻いたものを利用してもOKです。

それでも吐き出せない場合は吸引をします。

吸引器がないのであれば、掃除機を利用します。

掃除機に直接つける吸入ノズルもあるので、喉をつまらせるリスクがありそうだと思ったら準備しておくと良いでしょう。

 

上記の対応で難しければ、少し前かがみになって背中を叩く背部叩打法や、後ろから抱きかかえて上腹部を手で圧迫するようにするハイムリック法などを試してみてください。

救急車の到着までに出来ることは試し、少しでも早く異物を取り除けるように試してみてください。

おわりに

認知症の方によくある誤飲による窒息。

環境を整えて最大限予防をしていても、起こる時には起こってしまう誤飲。

それにより喉をつまらせてしまった時には、生死に関わる問題ですので、対応はできるだけ早くが基本です。

即救急車を呼ぶだけでなく、自身で出来る方法もいくつかありますので、試してみて異物をできるだけ早く吐き出せるようにしてください。

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