リハビリテーション用語

呼吸リハビリテーション

呼吸リハビリテーションの目的

呼吸リハビリテーションの目的呼吸リハビリテーションの目的は、慢性呼吸不全患者における呼吸困難の軽減、運動耐容能の改善、健康関連QOL(HRQOL)、ADL(日常生活活動)の改善を目的とします。すでに薬物療法により症状が軽減している患者におい...
高次脳機能障害

高次脳機能障害の代表的な検査法

失語症の検査法標準失語症検査(SLTA)失語症の鑑別診断と程度を評価することができます。失語症状の詳細な把握と治療計画立案の指針を得ることを目的としています。聴く、話す、読む、書く、計算の5側面、計26の下位検査からなります。SLTAの詳細...
高次脳機能障害

高次脳機能障害の代表的な知能検査法

高次脳機能障害の代表的な知能検査法改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)高齢期の認知障害のスクリーニング検査30点満点20点以下で認知機能障害あり16点以下で中等度の認知機能障害12点以下でやや高度の認知機能障害8点以下で高度の認知...
高次脳機能障害

日常生活で観察される各高次脳機能障害の特性

日常生活で観察される各高次脳機能障害の特性日常生活で観察される各高次脳機能障害の特性は以下の通りです。言語障害失語症話せない、なめらかに話しにくい、聴いて理解できない、文字が理解できない、書けない、計算できない。行為・行動機能失行今まで使つ...
リハビリテーション用語

痛みの分類

感受系による痛みの分類刺痛皮膚を針で刺したり電気刺激などで起こる鋭い限局性の痛みをいいます。持続的に刺激した場合、組織損傷を伴わなければ1分以内(闘値付近の刺激であれば5~6秒)で消失します。摘み痛皮膚を強く摘んだり、骨に対し強く圧迫したと...
リハビリテーション用語

障害受容の段階

障害受容とは自己の障害を適切に認識し、障害の回復を知的にも感情的にも断念し、障害に対する価値観の転換により自己を肯定的に捉え直し、能動的で建設的な新たな生き方を目指す心理状態をいいます。障害受容の段階ショック期→否認期→混乱期→解決への努力...
理学療法・作業療法用語

異常歩行の種類

中枢神経疾患による麻痺性歩行中枢神経疾患による麻痺性歩行は下記のとおりです。ぶん回し歩行下肢の伸展痙性のために振り出しが困難で、骨盤の挙上とともに外方へ分回して振り出す歩行をぶん回し歩行いいます。脳卒中片麻痺にみられ、足部の内反尖足や立脚相...
理学療法・作業療法用語

協調運動障害の用語について

運動失調感覚フィードバック系の障害による運動協調性の障害のことをいいます。運動の方向や程度を随意的にコントロールすることが困難になります。脊髄性、迷、路性、小脳性、大脳性に分けられます。協働運動不能日常生活の基本動作が一定の順序、調和がとれ...