等張性運動を用いた抵抗運動(DeLorme)

等張性運動を用いた抵抗運動(DeLorme)とは

DeLorme(1945、1948)は、RM(アールエム、repetitionmaximum)という値を導入しました。

RMとは、最大反復回のことを言います。 10回であれば10RMといい、8回であれば8RMと表現します。 反復可能な回数によって負荷量を決定する方法のことをRM法と言います。

DeLormeは10RMを等張性運動(isotonicexercise)である期間繰り返すことによって、筋力を増強させる訓練法を提唱しました。

DeLormeの方法

DeLormeの方法によると、まず10RMを測定します。

10RMというのは、10回を超えると反復ができない最大限度の筋収縮量を言います。

わかりやすくいうと、かろうじて10回の運動を行うことができる負荷量(抵抗)です。

まず10RMの1/2の強さで10回、さらに10RMの3/4の強さで10回、最後に10RMの強さで10回運動を行い1セットとします(計30回)。

これを3セット行うようにします。

1週間ごとに10RMを測定し、次週の負荷量を決め直すようにします。このようにして、次第に負荷量を増加させていきます。

※DeLormeは次第に考え方が変化しており、今日の標準的教科書でもセット数は一致していません。

等尺性運動を用いた抵抗運動はこちら

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