深部反射
上腕二頭筋反射(中枢C5-6)
肘を軽度屈曲位、前腕を回内外中間位にて、二頭筋腱部を母指で圧迫し叩打する。
上腕三頭筋反射(中枢C6-8)
肘を軽度屈曲位にし、肘頭上部の上腕三頭筋腱を直接叩打する。
膝蓋腱反射(中枢L2‐4)
膝関節を軽度屈曲位として、膝蓋腱部を叩打する。
アキレス腱反射(中枢S1‐ 2)
背臥位で股関節を軽度屈曲・外転・外旋位・膝関節軽度屈曲位とし、足関節を軽度背屈位としアキレス腱部を叩打する。
表在反射
腹壁反射(肋骨縁 :中枢T5-6、臍と肋骨縁の間 :T6‐9、情の高さ :T9-11、臍より下 :T11~ L1)
背臥位で両膝を立て腹筋を弛緩させた状態で ピン車ハンマーの柄などで腹壁皮膚を外側から内側に向けてこする。
病的反射
ホフマン反射
手関節軽度背屈位で、被験者の中指DIP関節を屈曲するように弾く(a↓ )。 母指内転(b↑ )が誘発されると陽性となる。
バビンスキー反射
足 底 の 外 側 を踵 か ら足 先 に向けてハンマー の柄や鍵などで強くこする。母趾の背屈や足 趾 の開扇が誘発されると陽性 となる。