ワーキングメモリ(作業記憶)の障害と対応のポイント



ワーキングメモリとは?

lppicture / Pixabay

ワーキングメモリとは、行動を起こしている最中に必要な情報を一時的に記憶し、その情報を利用しながら行動を進めていくための記憶のことです。

作業記憶・作動記憶とも呼ばれ、何かひとつのことを一貫して行う際にはとても大切な記憶の機能になります。
例えば、あるものを買おうとした時、Aという商品は1,000円で、Bという商品は900円だった。内容的にはAの方が1個多く入っていた。AとBどちらを買おう…というようなことはよくある話です。

そこにCという商品も見つけて、そちらは思った色とは少し違ったけれど、Aと個数は同じで800円だった…というように、更に記憶を更新し続けて情報を改めていきます。そのように、必要な情報をとり入れながら記憶していくことをワーキングメモリと言います。

つまり、ワーキングメモリとはある目的を持って行動を遂行するために必要な記憶であるといえます。
ワーキングメモリに障害が起こると、動作の遂行能力がガクンと下がります。何かをしていても、ひとつ前の事を忘れてしまい、なかなか次に進められなくなります。誰かと会話をしていても、会話の内容を記憶できなくなるために一貫性のない話をしてしまいがちになります。


ワーキングメモリの障害の対応ポイント

ワーキングメモリに問題が起こると、一つの行動を一貫して行うことが難しくなるため、行動にずれが生じてきたと周囲が感じたら、その行動を正してあげるような声掛けをしてあげるようにしましょう。

行動や会話の本質的な部分の内容に触れながら、気付かせてあげるのが大切です。

連続した作業を中断し、またそこに戻る時には、何か目印になるようなものを準備することも一つの手段です。
メモや付箋などを残したり、中断したその場所にチェックを入れておくなどすると良いでしょう。


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