リハビリの評価

意識レベルの評価

意識障害とは?

はじめに意識とは、脳が活動することです。ヒトがまともに活動をしようとすると、覚醒度(意識水準)が十分に高くなければ出来ません。脳の活動が下がってくると、意識状態も低下します。病気や事故、加齢によって脳に器質的な損傷や萎縮が起こることで、覚醒...
意識レベルの評価

通過症候群(durchgangssyndrom)とは?症状と対応方法を解説!

はじめに通過症候群とは、1956年にヴィークによって提唱された概念で、意識障害のひとつです。脳障害の急性期から慢性期に移行していく際に一時的に起こる精神の変調症状です。意識水準の低下やせん妄などに分類するほどではないけれど、全般的な精神機能...
意識レベルの評価

意識障害のもうろう状態って何?症状を解説!

もうろう状態とは?眠りから目が覚めた時など、私達も意識がもうろうとしている…というような表現を使うことがありますが、意識障害のひとつであるもうろう状態もそのような状態です。しかし、私達は目覚めが悪くてボーッとしてしまっているからといって、そ...
意識レベルの評価

意識障害の評価(JCS,GCS)

意識障害の評価(JCS,GCS)意識障害の評価には、JCS(JapanComaScale)とGCS(GlasgowComaScale)の2つのスケールが用いられています。JCS(JapanComaScale)は、意識を覚醒の状態により分類さ...
リハビリの評価

吃音検査法 第2版 解説・検査図版

吃音検査法第2版解説・検査図版吃音の多くは、幼児期に始まり、素因、発達、学習、環境などの要因が相互に関与すると言われています。その中でも、発話の流れにおけるつかえ(発話の非流暢性)と、つかえに対する話し手の反応は核となる問題です。吃音検査法...
変形性関節症の評価

変形性関節症に対する評価

変形性関節症の概要変形性関節症は、関節の変性と摩耗と増殖が混在する炎症性、進行性疾患です。原疾患が明らかでない一次性関節症と、基礎疾患に基づく二次性関節症があります。変性した関節は骨組織が露呈して関節辺縁では骨が増殖して関節変形をきたします...
バランスの評価

SIDE 立位バランス能力評価

SIDEとはSIDEは、静的バランス能力を段階付けすることで、転倒予測・防止に役立てるために近藤らによって開発さた評価法です。静的バランス能力に着目した理由は、移乗やトイレ動作などのADLのなかで、立位を保持することが必須の因子であり、転倒...
基本動作の評価

基本動作の評価

基本動作とは基本動作とは、日常で行われる基本的な一連の動作のことをいいます。基本姿勢、体位変換動作、移動動作の要素からなり立ちます。基本動作は、それ自体は目的をもった行為ではなく、個人の日常生活上の活動や行為(ActivitiesofDai...