高次脳機能障害の代表的な知能検査法

高次脳機能障害の代表的な知能検査法

改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

  • 高齢期の認知障害のスクリーニング検査
  • 30点満点
  • 20点以下で認知機能障害あり
  • 16点以下で中等度の認知機能障害
  • 12点以下でやや高度の認知機能障害
  • 8点以下で高度の認知機能障害

MMSE (mini-mental state examination)

  • 高齢期の認知障害のスクリーニング検査
  • 30点満点中23点以下で認知症が疑われる。

WAiS-R(Wechsler adult intelligence scale revised)

  • リハビリテーション領域で使われる機会が多い知能検査法
  • 適用年齢は16~ 64歳
  • 言語性検査と動作性検査に分かれている。
  • 言語性IQ,動作性IQ,総IQが求められる。

WISC-R(Wechsiёr intelligence scale for children-revised)

  • 適用年齢は5~ 15歳
  • 言語性検査(知識,類似,算数,単語,理解,数唱)と動作性検査(絵画完成,絵画配列,積木模様,組合せ,符号,迷路)か ら構成される。

ビネー式知能検査

  • 日常の具体的な素材を中心とした知識問題と要解決問題を年齢に沿つて難易度順に配列し,暦年齢に対する精神年齢の程度か引Qを算出する。鈴木ビネー,田中ビネーなどの改訂版がある。
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